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2012/08/26 『知っておいしい肉事典』(本の紹介58)

今回紹介するのは、『知っておいしい肉事典』(実業之日本社, \1575, 2011/09)という本です。本書では、牛肉、豚肉、鶏肉を中心に133種類の部位や加工品を、すべて鮮明な写真を付けて解説しています。先日、たまたま見ていたバラエティー番組でも、この本を紹介していました。肉好きの方には、たまらない本ではないでしょうか。



「ロース」や「もも」くらいならば、だいたいどこの肉だかわかる方が多いと思いますが、「芯玉」や「ランイチ」となるといかがでしょうか。お馴染みの「ヒレ」もどこにある肉なのか、きちんと答えられる方は少ないようです。内臓肉などの副生物も呼び方が複雑で、「ハチノス」や「センマイ」など、どこの部位なのか何回聞いても覚えられないという方もおられることでしょう。本書を眺めると、こういった名前と部位が一致するようになるだけでなく、それぞれの部位の特徴がよくわかるので調理にも活用できる知識が得られます。随所に挿入されているTOPISとCOLUMNにも、「美味しい豚肉の選び方は?」や「肉を食べると太りやすいって本当?」といった情報が盛り込まれています。

以下に本書の目次を載せておきます。

  • 第1章 牛肉
  • 第2章 豚肉
  • 第3章 鶏肉
  • 第4章 そのほかの食肉
  • 第5章 挽肉・加工品
  • 第6章 日本の肉事情

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