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2013/06/26 『先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました!』(本の紹介99)

今回紹介するのは、『先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました!』(築地書館, \1680, 2013/5)という本です。本書の著者は、以前この欄で紹介した『なぜヤギは、車好きなのか?』を書かれた鳥取環境大学の小林朋道教授です。自然豊かな鳥取環境大学のキャンパスで起こる動物の関わる微笑ましい事件が紹介されています。



この本を含めた小林先生の書かれた『先生!』シリーズは好評とのことで、これまでに『先生、キジがヤギに縄張り宣言しています!』、『先生、モモンガの風呂に入ってください!』、『先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!』、『先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!』、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』、『先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!』が出されています。いずれも、動物好きの方なら読んでみたくなるタイトルです。そして、読んだ方は鳥取環境大学に入学したくなるでしょう。

以下に、本書の目次をあげておきます。

  • ・はじめに
  • ・学生達が守ったヒバリの巣
  • ・このハチは、もう家族の一員だ!
  • ・シマリスはヘビのニオイを体につけてヒグマを追い払う!?
  • ・ヤギの放牧場のイイオ池で育った絶滅危惧種のアカガエルたち
  • ・大学のヘラジカ林に棲む動物たち
  • ・芦津モモンガプロジェクト、NOW
  • ・ヤギはイモムシを食べる隠れ肉食類か?

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