food function and safety

ニュース

2013/10/20 『フルーツひとつばなし』(本の紹介106)

今回紹介するのは、『フルーツひとつばなし ~おいしい果実たちの「秘密」~』(田中修著, 講談社現代新書, \1000, 2013/8)という本です。私は、乳・肉・卵といった畜産食品を専門としているので、この欄で紹介する本も畜産食品関連のものが多くなっています。しかし、フルーツもかなり好きです。5年ほど前にシンガポールで初めてドリアンを食べたときは、あまりの美味しさに、目眩がしました。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。



さて、本書ですが、以前この欄で紹介した『植物はすごい』という本と同じ著者によるものです。『植物はすごい』は読み物的な内容でしたが、今回の本はカラー写真が多く、ハンディーなフルーツ図鑑のような感じです。パラパラとページをめくって、気になるフルーツの写真のところを読むのもよいでしょう。私は、この本で「世界三大美果」という言葉を知りました。マンゴー、マンゴスチン、チェリモヤが含まれるようです。チェリモヤは食べたことがありませんが、冷やすとアイスクリームのようで、「森のアイスクリーム」とか「カスタード・アップル」といった実に美味しそうな呼び方もあるとのことです。

書籍紹介一覧へ行く