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2015/05/12 『なんでもホルモン』(本の紹介144)

今回紹介するのは、『なんでもホルモン 最強の体内物質が人生を変える』(伊藤裕著, 朝日新書, \842, 2015/3)という本です。焼肉屋で食べる「ホルモン」だと思った方もいるかもしれません。ホルモン研究の第一人者である著者も、そのようなことを予想してか、第一章を「ホルモン焼きから見たホルモン」から始めています。なお、ホルモンとは、「ある細胞から分泌され、その興奮を他の細胞に伝える物質」です。



本書のプロローグ冒頭に、「私たちの生活はすべてホルモンが決めている」とあります。ちょっと言い過ぎではと思いましたが、読み進むうちにそんな気持ちになりました。今日までに100種類以上のホルモンが発見されていますが、その中でも際立った顔を持つ十大ホルモンを選び、本書では解説しています。最終章には、私たちが「健康に長生き」するために役立つ、「ホルモン力」強化のための20箇条もあげられています。随所に登場する比喩については賛否があるかもしれませんが、多くの読者に理解してもらうための著者の努力が感じられます。

以下に、本書の目次をあげておきます。

  • 第一章 ホルモンは伝えて助け合う
  • 第二章 うまく生きるためのホルモン・ベストテン
  • 第三章 「ホルモン力」楽々強化法

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