北里大学 獣医学部 動物資源科学科 食品機能安全学研究室
2015/05/27 「生乳」を体験してもらいました。
牛から搾ったままの乳は、法律的には「生乳（せいにゅう）」と呼ばれています。この生乳を加熱殺菌することにより、「牛乳」になります。この定義に違和感を覚える方も多いようですが、食品衛生法にもとづく「乳および乳製品の成分規格等に関する省令（乳等省令）」で定められています。
加熱殺菌により牛乳の安全性は高まりますが、一方で、風味の変化が起こります。今日は、獣医学科の「畜産物利用学」という授業で、北海道中礼内村の「想いやり生乳」を味わってもらいました。感想は様々でしたが、普段飲んでいる牛乳と風味の違いが大きいことに驚いた方が多かったようです。なお、「想いやり生乳」については、こちらの記事をご覧ください。
「畜産物利用学」を履修している獣医学科３年生の学生さんです。
「想いやり生乳」のビンと記載事項です。
研究室でも、「生乳」を楽しみました。
